理想の平等社会

ハンディキャップ庁長官配下のGメンの耐えざる監視により、ついに人類は平等になった。
時は2081年。
神と法の前による平等だけではない。本当に平等になったのだ。
他人より利口なものはいない。他人より見栄えのするものもいない。
他人より強い者も、すばしこいものもいない。

平均以上の知性の市民は、両耳に思考ハンディキャップラジオのイアフォンをつけられ、20秒ごとに強烈な雑音を流されることにより考えることを中断される。

優秀な頭脳を使って他者を出し抜くことを禁じているのだ。

バレリーナも散弾の詰まった袋や分銅を背負い、仮面をかぶっている。
流れるような優美な動作や綺麗な顔を見て人が情けなくなるような思いをしないで済むのだ。

そんな中で14歳のハリスン・バージロンは、ずば抜けて賢くハンサムで才能豊かなため、
巨大なイヤホンとぶ厚い波上レンズメガネをかけさせられ半ば盲目状態に置かれていた。
ハンサムを隠すため鼻に赤いゴムボール、眉毛は剃り落とされ、歯は削られて乱杭歯。
身体能力も高いため重い屑鉄を背負わされている。

彼はある日平等を強いる政府に反抗しハンディキャップ装置を脱ぎ捨てる。
さて結末は・・・

以上
短編集
モンキーハウスへようこそ
カート・ヴォネガット・ジュニア著
ハリスン・バージロンより(早川書房)

まさしく社民党や共産党の人たちが目指している社会がここにある。
輿石民主党参院会長率いる日教組の連中の考えた、運動会の徒競走で仲良く肩を組んでゴールする世界ではないか。

当ブログにも平等と公平の違いを書いたことがあるが(2009年7月3日)その部分を再度書く

3人で銀行強盗をした。現金9000万の収穫。首領の君、仲間のオレ、逃走用に雇ったドライバー。
3人仲良く3000万づつ分けるのが『平等』

君が計画し、図面、資金、逃走用自動車、行員を脅すための武器を用意。捕まった時の主犯としての罪の重さ。
それを考えて君の取り分は5000万、オレは一緒に銀行に入り危険を負ったから3000万、見張りと逃走だけのドライバーは1000万。
これが『公平』

例えば私は子供のころからの弱視でなりたかった自衛官を諦めざるを得なかったり、糖尿病で長年治療を続けていたり或いはガン体質と言われているのも遺伝と医師から宣言されている様に、生まれた環境、土地あるいは国によって人は決して平等ではありえない。
けれどもそれは運命で敢えて言えば神の領域でありそれを恨んでも仕方ない。

私の身近に、いつ声をかけても夜間、土日はもとよりお盆正月でさえ仕事だと言って出てこれなかったり、遅れてくる奴がいる、具合が悪くても病院に行く暇さえ無いと。実は我が家人もその一人だが(^^ゞ

こういう者が『金がない』などと言っていたらそれは嘘で『稼ぎに追いつく貧乏なし』といわれている程度の公平さは今の社会にはあるはずだ。

決して誰彼かまわず金をばら撒くような平等ではなく、『まじめに身体なり頭なりを使って努力をしている者だけが報われる社会』こそ正しい社会だと教えるのが真の教育者であろうし、そのようなより公平な世の中にしていくのが政治家の役目でありそういった議員を選ぶのが我々の義務ではなかろうか




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この記事へのコメント

ひで
2015年03月07日 11:37
貧乏人がみんな怠けてるように見えるとか目の病気かな?
ひで
2015年03月07日 11:37
それか頭の……

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